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自閉スペクトラム症(ASD)の子どもの特性と関わり方を整理する|当事者の経験を交えて【ニュース紹介4】

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2026年4月8日更新

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    • 旧タイトル:自閉スペクトラム症の子どもの特性・関わり方についての記事を見て【ニュース紹介4】
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2025年5月21日更新

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2024年7月26日更新

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    • 旧タイトル:「ASDの子どもの特性・関わり方についての記事を見て【ニュース紹介4】」
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ニュース記事の紹介とその要約

この記事では、児童精神科医による「自閉スペクトラム症(ASD)の子どもの特性や関わり方」についてのニュース記事を紹介し、その要点を整理する。

あわせて、当事者としての経験も補足として交えながら、子どもが抱えやすい困りごとや、周囲の大人にできる関わりについて考える。

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ニュース記事の紹介

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ニュース記事の要約

  • 児童精神科医の岡琢哉氏によると、自閉傾向のあるグレーゾーンの子どもは、学校生活等になかなかなじめなかったり、自閉特性による感覚過敏・こだわりを我慢しながら過ごしているという。それがストレスになり、後に問題になることがある。
  • 自閉スペクトラム症(ASD・自閉症)の子どもは、情報の受け取り方・発信の仕方が、定型発達の子どもと大きく違うため、意思疎通の難しさがある。それが本人の長所や努力を覆い隠すこともある。親も子どもと関わる際にストレスを抱えてしまう。
  • 自閉特性のある子どもと関わる際は、他人とのコミュニケーションをポジティブなものとして捉えられるように工夫することや、子どもの変化を親にも見てもらえるようにすることが大事である。
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「福祉ウォッチャーT」筆者の意見

当事者として岡琢哉医師の解説を見て

私はこの岡医師の解説を見て、自閉スペクトラム症の子どもが「我慢していることがある」という説明に、すごく納得できた。確かに自閉症の子どもが、「周りに合わせる努力」を強いられることがある。それが苦痛になり、のちに精神的な症状となって表れることもある。

私自身は以下のような理由があり、小学生時代からひどいいじめを受けた。

  • 周りに合わせようとしても合わせられなかった。
  • 助けてくれる人がいなかった。

差別・排除の対象にもなった。いじめというより「犯罪と言える行為」も受けた。

それと、この解説と自分自身の経験が重なる部分もあると感じた。

私は過去に、親から次のように言われ、すごくつらい思いをした。

育てるのにとにかく手間がかかった。

これはこのニュース記事にある

「(親にとっての子どもの)扱いにくさ」

とつながるのではないか。

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補足:ASD当事者の筆者の子ども時代について

私は過去に発達の遅れが指摘され、小学生時代に一時期通級していた。中学生になってからは、普通学級だった。

先述の通り、私は小学生の頃からずっといじめられた。自分では原因がまったく分からなかった。通級以外は特別な支援を受けられなかった。

特に中学校入学後は、何か問題があっても、誰にもうまく相談できなかった。通級経験があるという経緯にも関わらず、スクールカウンセラーを利用できなかった。もちろん家族に言っても、解決も改善もしなかった。

高校生になり、とうとう心が潰れてしまった。そこで私は初めて精神科を受診した。1件目の病院は合わなかったが、2件目のクリニックの医師に発達障害(神経発達症)を疑われ、紹介状を持って大学病院に転院した。そこで各種検査を受け、ようやく「アスペルガー症候群」という診断を受けた。

アスペルガー症候群は、今でいう自閉スペクトラム症に相当する。私の場合は、のちに「広汎性発達障害」という診断に変わった。当時の主治医によると、自閉スペクトラム症だけでなく、注意欠如・多動症(注意欠陥多動性障害・ADHD)の特性もあるとのことだった。

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当時の「周りの大人」にどう関わってほしかったか

そもそも私は、以下の疑問を抱いている。

なぜもっと早く「広汎性発達障害」が分からなかったのか

前述の通り、いじめがひどくなっても、学校側からは「ただのいじめとして扱われ、特別な対応を受けられなかった。もし、当時相談できる専門家がいれば、相談できたかもしれない。または親が相談したかもしれない。

それと、当時の学校教員には、発達障害に関する知識がなかったのか」と残念に思う。通級経験があるのを知っていたなら、それを前提にして対応しなければならなかった。私自身は、当時の同級生はもちろん、学校教員などの「周りの大人」にいじめの責任があると考えている。

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まとめ:自閉スペクトラム症の子どもの生きづらさとその対策

ここでは、ニュース記事の内容を踏まえつつ、筆者自身の経験も交えながら考えたことを整理している。

子ども時代の生きづらさは大人になって増幅しうる

自閉スペクトラム症の当事者や自閉傾向のある人は、子ども時代の「生きづらさ」が大人になっても続くことがある。子ども時代に適切な支援を受けられないと、大人になって「生きづらさ」が増幅する可能性すらある。

私の場合は、発達障害の発見があまりに遅かったと思う。高校を卒業できず辞めることになり、その後も学校の中退を繰り返した。それと引きこもった時期もある。

あれから10年以上経った今も、私は「生きづらさ」を抱えながら生活している。この影響か就職活動もまったく上手く行かなかった。今後もこの「生きづらさ」はおそらく消えないだろう。

今も主治医からは、2次障害として「心因性うつ病」があると言われている。それと当時の記憶がフラッシュバックするなど、PTSD的な症状もあると感じている。

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自閉スペクトラム症による生きづらさを軽減するために

このような私の経験を踏まえて、子ども時代の「生きづらさ」は、できれば成人するまでに対策を講じたい。子どものうちにうまく対策できれば、私のように「手遅れ」「取り返しのつかない状況」にならずに済むかもしれない。

私は自閉スペクトラム症の子どもとの関わり方について、本人の良いところ・努力を認めて伸ばすことが重要だと考える。凹凸のうち凸の部分を活用するイメージである。

もちろん、本人のネガティブな部分も十分理解しなければならない。だが、それが障害特性だと、いくら頑張っても治すのは困難だろう。それよりも、ポジティブな部分でネガティブさをある程度でもカバーできれば、本人が今後生きやすくなるはずである。

要するに、自閉スペクトラム症の子どもがすでに持っている強みを活かすことが、本人の後の「生きづらさ」の軽減につながるのではないか。

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