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精神障害者や発達障害者が精神保健福祉士になるためには①―資格取得前にある難しさ

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はじめに

当記事の要約

  • 精神障害・精神疾患発達障害(神経発達症)を持ちながら精神保健福祉士を目指す人にとっては、健常者にはない難しさがいくつも存在すると思われる。
  • 学校選びの段階では、学校側が行う「合理的配慮」やその他学習支援についてよく吟味しなければならない。それと入学後は体調管理学習意欲の維持に苦労する可能性が高い。
  • 実習を受ける人は、あらかじめ学校や実習先とよく相談し理解を得る必要がある。心身の負担に考慮した実習計画策定や、自らの病気・障害を事前に十分理解することで、無事実習を終えられるようにしたい。
  • 精神保健福祉士国家試験の対策や実際の受験は、心理的ストレスが大きい。工夫しながら乗り切りたい。
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ときどきいる精神保健福祉士を目指す精神障害者・発達障害者

主に精神保健医療福祉分野で働く福祉専門職「精神保健福祉士」(MHSW・PSW)は、主に統合失調症や双極症(双極性障害)・うつ病といった精神疾患・精神障害を持つ方を支援する。

それと近年急速に認知度が高まったASD(自閉スペクトラム症)・ADHD(注意欠如・多動症)などの発達障害(神経発達症)を持つ方を支援する精神保健福祉士も多い。

最近この精神保健福祉士になろうとする精神障害発達障害の当事者が私の周りで少しずつ増えてきた。

実際知人の精神障害者発達障害者精神保健福祉士になった人がいる。また精神保健福祉士の資格取得を目指し学校で勉強している人もいる。

当ブログの筆者はうつ病と発達障害と言われたことがあるものの、無事に精神保健福祉士(と社会福祉士)の資格を取った経験がある。

そこでこのブログ記事では、精神保健福祉士を目指す精神障害者発達障害者が資格取得前に直面しうる難しさについて、私見を具体的に述べる。

精神保健福祉士の国家資格取得を検討する精神障害発達障害の当事者の参考になれば幸いである。

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当記事の構成

2~3ページ目:精神保健福祉士になるまでにいくつもある難しさ

精神障害者・発達障害者精神保健福祉士の国家資格を取得するまでの段階にある複数の困難さについて、それぞれ具体的に説明する。

4ページ目:当記事のまとめ

短めではあるものの、当ブログ記事をまとめた。私個人のメッセージもある。

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