まとめ
この記事では、精神障害や発達障害のある方が精神保健福祉士の資格取得を目指す場合、その前の段階で以下のような「健常者とは異なる形の壁」に直面しやすいことを述べた。
- 学校選びの壁:「通学制か通信制のどちらがより自分自身に合うか」「合理的配慮やその他学習支援の内容」などの検討事項が多い。
⇒良好な学習環境の確保のために事前によく確認する。 - 学習を継続する壁:体調の波や集中力の問題などから、学習ペースの維持やモチベーションの管理に悩むことがある。
⇒余裕を持った学習計画の策定など、日常生活と学習の両立の工夫を行う。 - 実習に関する壁:心身への負担が大きくなりやすい上に、自身の病気・障害特性の理解不足が要因の実習中止リスクがある。
⇒体調維持の対策および十分な実習先・学校への相談、病気・障害特性に応じた実習計画・プログラムの策定など、2回ある実習を乗り切るための対策を考える。 - 国家試験に向けた壁:試験対策の段階から長期間に渡り大きな心理的ストレスを受ける上に、受験当日の強いプレッシャーに耐える必要がある。
⇒同じ立場の学生や経験者に適宜相談しながら、受験当日に力を発揮できるように勉強する。
精神保健福祉士の資格取得には十分な準備と継続的な取り組みが必要
精神保健福祉士を目指す方は、強い覚悟や意思が求められる。学校で勉強すべき事項を一通り学び、(実習免除者を除き)実習を無事終わらせなければならない。それと学校の卒業を決めて国家試験に合格しなければならない。
この記事で見てきたように、精神障害や発達障害のある方が精神保健福祉士を目指す過程では、様々な困難に直面する可能性がある。それは病気・障害の有無に関係ないものに加えて、自身の病気・障害ゆえのものもある。
しかし、それらを事前に理解し、必要な配慮や支援を活用しながら計画的に取り組めば、資格取得の可能性を高められる。困難に直面しても、必要な支援を使いこなしながら最後まで粘り強くやり切ってほしい。
本気で精神保健福祉士を目指す精神障害・発達障害当事者を筆者は応援します
この記事を読み、以下のように考える精神障害や発達障害の当事者がいるかもしれない。
もし後者のように、健常者とは異なる形の数々の困難をよく理解した上で、精神保健福祉士を目指す方がいれば、私は経験者の1人として応援したい。
私は今後もこのブログで様々な情報発信を行う予定である。精神保健福祉士を目指す精神障害・発達障害当事者に向けたシリーズ記事を作成中である。ぜひ当ブログを定期的にチェックしてほしい。


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