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就労継続支援B型事業所を運営する人の言葉から考える障害者の就労【ニュース紹介16】

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今回のニュース紹介とその概要

この記事について

この記事は、京都市や大津市で就労継続支援B型事業所(B型作業所)を運営する竹内海作氏へのインタビュー記事を紹介し、障害者の就労支援を多角的に捉えることを目的としている。

記事の内容を踏まえながら、就労を通じた社会とのつながりや、福祉を幅広く捉えることの重要性について、筆者の視点から考察する。

なお、この記事は特定の事業所を紹介・宣伝することを目的としたものではない。筆者自身が福祉に関わる立場として関心を持った記事を取り上げ、自らの視点で整理・考察している。

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今回取り上げるニュース

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ニュースの要旨

  • 「カイコウ」グループが運営する就労継続支援B型事業所では、雑用的な仕事にとどまらず、コーヒーや焼き菓子の商品開発など「質の高い仕事」に本気で取り組み、障害者就労に対する社会のイメージを変えようとしている。
  • 「利用者ファースト」に限定せず、関わる全員が幸せを感じられる場づくりを重視し、就労を通じて人との出会いや世界が広がること自体を価値として捉えている。
  • 障害の有無ではなく、それぞれの個性や得意分野に目を向け、環境を整えることで力が集まり、本人の生活や社会との関わりが豊かになるという実践が語られている。
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「福祉ウォッチャーT」筆者の意見

私はこの竹内氏へのインタビュー記事を読み、竹内氏は次の3つを特に大事にされているように感じた。

  1. 職員・お客様も含めた全員を幸せにすること
  2. 社会とのつながりを増やすこと
  3. 「障害者の仕事」という印象を超えること

①職員・お客様も含めた全員を幸せにすること

事業所を利用する障害当事者だけでなく、スタッフや商品・サービスを使うお客様を含めた全員の幸せを考えている、ということである。幸せの対象が利用者だけに限られない点では、かなり視野が広いといえる。

確かに幸せになるのが利用者だけでは、本来の福祉ではない。職員がやりがいを持って支援を行えることや、商品・サービスを通じてお客様に喜んでもらえることも、障害者の就労支援では絶対に欠かせない。

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②社会とのつながりを増やすこと

障害のある方は、自身の障害ゆえに、社会とのつながりが作れなかったり切れやすかったりする。それが障害者の社会的排除・孤立の要因になる。

利用者にとって、就労継続支援B型事業所は、作業する場だけでなく、社会との関係を作る場でもある。

記事中では、「(利用者とスタッフそれぞれの)世界を広げる」と表現されているが、社会との接点作りもしっかり行われているようである。これは福祉事業所として不可欠な取り組みだろう。

③「障害者の仕事」という印象を超えること

就労継続支援B型事業所で作られた商品を見て、見た目や品質よりも「作り手の抱える障害」が前面に出るという現象がある。それに加えて、「障害者は簡単な仕事しか任せられない」という意見を持つ人もまだまだ多い。

上記のような偏った認識を変えるための1つの取り組みとして、商品・サービスの見た目・品質にこだわり、他と遜色ないものを用意することが考えられる。その前提として、利用者それぞれの強み・個性に着目し、力を発揮できる環境づくりは必須である。

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終わりに

この記事では、就労継続支援B型事業所を運営する竹内海作氏へのインタビュー記事をもとに、障害者の就労支援について整理した。あわせて、就労を通じた社会とのつながりや、福祉を幅広く捉える視点の重要性について、筆者の考えを述べた。

福祉を幅広く捉えることの重要性

障害者の就労支援では、障害当事者が「より良く働けること」「より幸せになること」の2つが重要である。

私は就労継続支援B型事業で支援していた当時、利用者が「楽しくやりがいをもって働き続けられること」「就労を肯定的に捉えられること」を特に意識していた。それと、福祉事業所が「社会との結節点」という機能を持つことも、実践を通じて把握していた。

これらを思い出すと同時に、利用者だけでなく、実際に利用者の支援に当たる職員や、事業所に関わるお客様を含めた全員に目を配ることの大切さを感じた。

竹内氏の「みんながハッピーを感じられる福祉」という言葉は、私も納得できる。福祉に関わるのは、障害者や高齢者といった福祉制度・サービスの対象者だけではない。みんなが関係することを強く認識させられた。

なお、記事ではドリップコーヒーのパッケージについて触れている。私もこのコーヒーを飲めば、もう少し少し進化できるのだろうか。

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最後までご覧いただきありがとうございました。こちらの記事もあわせてご覧ください。

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