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【後編】発達障害者・精神障害者の精神保健福祉士国家資格の取得-取得を検討できる場合とまとめ

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私見:精神保健福祉士の国家資格取得を検討できる場合

①いわゆる「ピア精神保健福祉士」として活動したい場合

ピアサポーター精神保健福祉士の国家資格を取得して、「ピア精神保健福祉士」として活動したい場合は、どうしてもこの精神保健福祉士の国家資格が必要となる。

ピアサポーターは専門職である精神保健福祉士と一緒に活動することがある。「ピア精神保健福祉士」は、ピアサポーター精神保健福祉士両方の立場を理解できるため、ピアサポーター精神保健福祉士の「つなぎ役」にもなりうる。

ただし「ピア精神保健福祉士」は、精神保健福祉士という「専門職」としての支援と「仲間」「対等」を基盤としたピアサポーターとしての支援は異なるものであることに留意しなければならない。

それとひょっとしたら「ピア精神保健福祉士」は、ピアサポーター側か精神保健福祉士側かのどちらかの立場に立たないと現実的には活動できないことがあるかもしれない。

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②精神保健医療福祉に強い興味関心があり、しっかり学びたい場合

発達障害者精神障害者は、各種精神保健医療福祉制度・サービスを利用しながら生活することが多い。例えば以下のような場面が想定される。 

  • 精神障害者保健福祉手帳の取得
  • 就労移行支援事業就労継続支援(A型・B型)事業の利用
  • 発達障害者支援センターや各種相談支援事業所での相談

それと発達障害精神障害・精神疾患の当事者として社会生活を送る際に、当事者だからこそ経験することもある。例えば以下のような経験が含まれる。

  • 健常者にはない様々な「生きづらさ」を感じること
  • 発達障害精神障害・精神疾患による差別・偏見を受けること

各種福祉制度・サービスの利用や障害当事者特有の経験が、精神保健医療福祉に興味関心を持つキッカケになるかもしれない。さらに私のように精神保健医療福祉について研究したいと思う人も、多くはないがいるだろう。

もし精神保健医療福祉に興味関心を持った人がしっかり勉強しようとする場合、その勉強を兼ねて精神保健福祉士の資格を取ることも十分考えられる。

保健福祉系大学や専門学校の精神保健福祉士資格課程では、精神保健医療福祉関係の制度・サービスや、発達障害者精神障害者が直面する様々な社会問題について学ぶ機会がある。さらに医療職と協働するために、精神疾患やその治療についての基本的な事項も勉強することになる。

もし学校で学習した精神保健医療福祉の知識を、卒業後や精神保健福祉士の資格取得後に活用できる場があれば、私は勉強して精神保健福祉士の資格を取る選択をする価値はあると思う。

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