Advertisement

【経験者が解説】ピア・当事者カウンセラーとは―野良・自称カウンセラーとの違いを整理

記事内に広告が含まれています

2026年5月20日更新

  • 本文や見出しを一部調整しました。
    • 1ページ目:「この後の流れ」の本文を箇条書きに
    • 2ページ目:見出しの追加・下部の表を微調整
    • 3ページ目:見出しの削除・本文の追加など
  • その他
    • 記事末尾のリンク集の調整
    • 広告表示の変更など

2026年3月10日 更新

  • 細かい調整を行いました。
    • 目次の位置
    • 広告表示の変更など
過去の更新情報はこちら

2026年2月2日 更新

  • タイトル・記事の抜粋を変更しました。
    • 旧タイトル:ピア・当事者カウンセラーと野良カウンセラーは別物――専門カウンセラーとの違いも解説
  • 1ページ目「はじめに」内の小見出し・本文の順番を変更しました。
  • 見出し・本文・箇条書きの一部を追記・修正・変更しました。

2025年12月22日 更新

  • 以下を追加しました。
    • 目次
    • 続編記事へのリンク
  • 1ページ目の「はじめに」セクションの文面を一部変更しました。

はじめに

多様化する「カウンセラー」

近頃、SNSなどで「カウンセラー」を名乗る人を見かける機会が増えている。その中には、心理学を専門的に学んだ方だけでなく、病気や障害の当事者としての経験を活かす方、さらにはそのどちらにも当てはまらない「野良・自称」と呼ばれる人たちが含まれる。

この記事では、ピア・当事者カウンセラー経験者の私が、多様な「カウンセラー」を次の3つに分類し、それぞれの違いについて整理する。

  1. (専門)カウンセラー(臨床心理士公認心理師の資格を持つカウンセラー)
  2. ピアカウンセラー・当事者カウンセラー(ピア・当事者カウンセラー)
  3. 野良カウンセラー・自称カウンセラー(野良・自称カウンセラー)

そのうえで、「ピア・当事者カウンセラー」「野良・自称カウンセラー」と混同されないために、押さえておきたい視点を示す。

普段「(専門)カウンセラー」という表現はあまり見ないが、ここでは他の種類のカウンセラーと明確に区別するため、このように表している。

Advertisement

この記事をまとめた背景や理由

近年、心理の専門知識や技術がないまま「カウンセラー」を名乗る「野良カウンセラー」「自称カウンセラー」が問題視される場面が増えている。一方で、病気や障害の当事者として、同じ立場の人の相談に応じる「ピアカウンセラー」「当事者カウンセラー」も存在する。

最近、X(旧Twitter)で活動するある当事者カウンセラー「野良ではないか」と批判される出来事があり、最低限のルールやマナーを理解していない点が医療・福祉関係者から指摘された。私自身、この批判には一定の妥当性を感じている。

ただ同時に、カウンセラーには複数の種類があることが十分に理解されないまま、当事者カウンセラーが不当に「野良・自称」と見なされるケースが今後増えるのではないかという懸念もある。

こうした背景から、この記事では、 3種類のカウンセラーの違いを整理し、混同を避けるための視点をまとめている。

Advertisement

この記事の要旨

  • 「カウンセラー」と呼ばれる人々は、次の3種類に分けられる。それぞれ基盤や特徴、信頼性が異なる。
    1. (専門)カウンセラー
    2. ピアカウンセラー・当事者カウンセラーピア・当事者カウンセラー
    3. 野良カウンセラー・自称カウンセラー野良・自称カウンセラー
  • ピア・当事者カウンセラーは、病気・障害当事者としての経験や立場を基盤に仲間として寄り添う存在であり、「野良・自称カウンセラー」とは明確に区別されるべきである。
  • 信頼できるピア・当事者カウンセラーが活躍するためには、カウンセラーとしての最低限のルール・マナーを守り、経験を活かしながら学び続ける姿勢が重要であり、安心して相談できる場を広げるために必要な存在である。
Advertisement

この記事を特に読んで欲しい人

  • ピアカウンセラー・当事者カウンセラーへの相談を検討・希望する障害当事者
    • こころの病気(精神疾患・精神障害)発達障害(神経発達症)の方を含む
  • 「野良カウンセラー」「自称カウンセラー」の問題に関心のあるすべての方
    • 臨床心理士・公認心理師の資格をお持ちの方
    • その他対人援助に関わる医療福祉関係者
Advertisement

この後の流れ

  • 2ページ目:「カウンセラー」と呼ばれる人々の違いについて
    先ほど述べた「(専門)カウンセラー」「ピアカウンセラー」「野良・自称カウンセラー」の3者を、それぞれ具体的に説明する。また3者の違いを表にして整理している。
  • 3ページ目:この記事のまとめ
    これまでの話を踏まえて、カウンセラーの多様さについて触れる。それと「ピア・当事者カウンセラー」経験者として、思うこと・伝えたいことも書いている。ぜひ最後までお読みいただきたい。
Advertisement

この記事を読む際の留意点

私は過去に地域のピアサポートグループで、5年程度「ピアサポーター」という立場で活動していた。その中で、「ピアカウンセラー」の役割を担うこともあった。その後も、精神疾患発達障害(神経発達症)の当事者会に継続して参加している。

この記事は、1人の「ピア・当事者カウンセラー」経験者としての発言と捉えていただきたい。なお、私は臨床心理士公認心理師といった高度な心理系資格は持たないが、社会福祉士精神保健福祉士という対人援助に関わる資格を持って活動している。

Advertisement

コメント

Advertisement
タイトルとURLをコピーしました