精神障害者保健福祉手帳のQ&A②―差別・偏見・デメリットの不安
精神障害者保健福祉手帳には、差別や偏見、生活上の不利益などに関する不安や誤解が少なくない。ここでは、よく寄せられる疑問をもとに、制度の仕組みや実際に起こりうる場面について整理する。
精神障害者保健福祉手帳による差別や偏見に関する不安について
精神障害者保健福祉手帳を持つことで、差別や偏見を受けるのではないかと不安に感じる方は少なくない。また、手帳制度の目的や趣旨について誤解されることもある。ここでは、誤解されやすい点と制度の正しい目的について整理する。
手帳の所持による差別・偏見の心配
- Q11精神障害者保健福祉手帳を持っていることを周囲に知られることはありますか?(手帳所持の情報開示)
- A11
いいえ。自ら開示しない限り、精神障害者保健福祉手帳の所持が周囲に知られることはありません。
手帳による割引サービスなどを利用する際には、手帳の提示が求められることがあります。
- Q12精神障害者保健福祉手帳を持つことによる不利益はありますか?(手帳所持による不利益)
- A12
いいえ。少なくとも、制度上・法的に不利益が生じることはありません。
少なくとも、精神障害者保健福祉手帳を持つことで、特定の公的制度・サービスが利用できなくなることはありません。また、民間事業者が手帳所持者に不利益な扱いをすることは、法的に問題となります。
手帳制度の正しい目的や趣旨
- Q13精神障害者保健福祉手帳による割引・サービスは「特別扱い」では?
- A13
いいえ。決して障害のある方を「特別扱い」するものではありません。社会参加や日常生活を支えるためのものです。
障害のある方は、経済面・就労面など、さまざまな場面で不利や困難を抱えています。
精神障害者保健福祉手帳によって利用できる各種割引やサービスは、あくまでも手帳所持者の「社会的不利を補うため」「困難な社会参加を支援するため」にあります。
精神障害者保健福祉手帳の所持によるデメリットについて
精神障害者保健福祉手帳を持つことで、生活や仕事に不利益が生じるのではないかという不安に感じる方もいる。ここでは、実際に起こりうる場面と、誤解されやすい点について整理する。
運転免許制度との関係
- Q14精神障害者保健福祉手帳を持っていると運転免許の更新を拒否されることはありますか?
- A14
いいえ。精神障害者保健福祉手帳が原因で、運転免許の更新を保留・拒否されることはありません。
精神障害者保健福祉手帳の有無は、運転免許の更新可否には影響しません。また、更新手続き等で、警察官などに手帳を提示する必要はありません。あくまでも、精神疾患・精神障害の病状によって判断されます。
就労やその支援に関して
- Q15精神障害者保健福祉手帳によって就職や転職で不利になることはありますか?
- A15
いいえ。精神障害者保健福祉手帳を持っていることで、就職活動が不利になることはありません。むしろ以下のようなメリットがあります。
詳しくは、以下の記事の2ページ目をご覧ください。




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