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【発達障害】4月2日は世界自閉症啓発デー→生きづらい自閉症(ASD)の理解を深めるために

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より自閉症(ASD)の理解を深めるためには

啓発イベントだけで十分なのか

自閉症(ASD)の理解をより一層深めるために、毎年世界自閉症啓発デーに合わせた啓発イベントを企画・開催することは必要だと思う。ただしそれだけでは十分とはいえない。

確かに毎年啓発イベントを行うことで、人々に対して自閉症発達障害の存在を思い出してもらうキッカケ作りにはなる。

しかし私はそこからもう一歩進めて、できる限り多くの人々に自閉症などの発達障害について継続して関心を持ってもらえるようにして欲しいのである。

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自閉症当事者の力は必要

そのための手段の一つとして、自閉症の当事者の力を借りるというものがある。先ほど述べた「世界自閉症啓発デー ONLINE 2024」のイベントで行われるメッセージ動画がまさにそれに当たるだろう。

他にもまだ手段が考えられる。福祉・医療・保育・教育関係者は、他の一般市民よりも自閉症者と関わる可能性が高い。すでに自閉症者と関わっている人もいる。これらの分野の関係者に対して、定期的に自閉症の理解を深めてもらう機会を作って欲しい。

特に自閉症当事者と実際に交流して話を聴いたり、自閉症について分からないことを当事者に直接質問する機会があれば効果的だろう。

それと学校で日々生徒・学生に指導している教師の理解が重要になるのではないか。教師の自閉症の理解が深まれば、「何かおかしい」と気づくことができ、自閉症者の早期発見・早期療育につながるだろう。それだけではなく、生徒・学生に対して自閉症の基礎知識をより伝えることもできるのではないか。

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当記事の参考文献
自閉スペクトラム症の子どもの特性・関わり方についての記事を見て【ニュース紹介4】
ASD(自閉スペクトラム症)を持つ子どもの特性・関わり方を解説したニュース記事の紹介と、この記事に関する私の経験・考えについて。

【前編】発達障害者・精神障害者の精神保健福祉士国家資格の取得→取得前後の難しさ
発達障害者や精神障害者が精神保健福祉士の国家資格を取得する際に事前に考えておかないといけないこと。資格取得前後にある難しさについて。

【後編】発達障害者・精神障害者の精神保健福祉士国家資格の取得-取得を検討できる場合とまとめ
発達障害者や精神障害者が精神保健福祉士の国家資格取得を検討できるケースや、資格取得後に場合によっては働くことの困難さがあること、それと話のまとめ。

【障害者・難病】「ピアサポート」とは-私の経験を踏まえて【当事者活動】
「ピアサポート」の概要と、実際にピアサポート活動を行うためのルートについて書いている。また私自身が実際に取り組んだピアサポート活動をまとめている。

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