世界自閉症啓発デーとは
「世界自閉症啓発デー」創設の経緯
「世界自閉症啓発デー」は、カタール王国王妃の提案により、2007年(平成19年)の国連総会で決議されて定められた。
その目的は、子どもの自閉症が世界中のあらゆる地域でみられることや、各国政府・NGO等が自閉症に関する取り組みを進める必要が生じていること、自閉症を持つ子ども本人だけでなくその家族・社会にも影響を生じていることを踏まえて、自閉症についての社会全体の理解を深めるというものである。
日本では「世界自閉症啓発デー・日本実行委員会」が、自閉症など発達障害の啓発に取り組んでいる。
なお、厚生労働省はこの世界自閉症啓発デーに合わせて、毎年4月2日から8日までを「発達障害啓発週間」としている。
世界自閉症啓発デーとは | 世界自閉症啓発デー日本実行委員会
国連総会(H19.12.18開催)において、カタール王国王妃の提案により、毎年4月2日を「世界自閉症啓発デー」(World Autism Awareness Day)とすることが決議され、全世界の人々に自閉症を理解してもらう取り組みが行われ
4月2日は「世界自閉症啓発デー」 東京タワーにて点灯式・ライトアップを行います
日本で行われる自閉症の啓発イベント
日本でも世界自閉症啓発デーや発達障害啓発週間に合わせて各種啓発イベントが行われる。
インターネット上では、先ほどの世界自閉症啓発デー・日本実行委員会が、4月2日に「世界自閉症啓発デー ONLINE 2024」というイベントを行う。
発達障害のある人のメッセージ動画や東京タワーのブルーライトアップイベントの映像を流す。またセサミストリートが手がけた公式テーマソングを配信するという。
それと有名な観光スポット・人が多く集まる建物などをブルーライトアップする(青色に照らす)催しが各地で行われる。
私が居住している関西地方に限っても、大阪城(4月2日)や京都タワー(4月2日・3日)、彦根城(4月2日~4日)などが夕方以降に青色に照らされることになっている。
その他には、図書館が発達障害に関係する書籍を展示・紹介したり、自治体が広報誌やポスターに自閉症など発達障害の情報を掲載したりする取り組みなども行われる。
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