2026年4月22日更新
- タイトルを変更しました。
- 【ニュース紹介9】いじめ被害者を守るために学校はどうすべきか【体験を基にした私見】
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今回取り上げるニュース
今回のニュースの紹介
今回は、毎日放送や関西テレビで報道された京都教育大学附属京都小中学校のいじめに関するニュースを取り上げる。守るべき児童を守らなかった――そんな学校の対応が明らかになっている。
今回のニュースの要旨
- 京都教育大学附属京都小中学校で、男子児童が蹴られる・トイレでからかわれるなどのいじめを受け、適応障害を発症。その後転校を余儀なくされた。
- 学校側は、転校後になっていじめの重大事態と認定。当初は「友人関係の問題」と報告したが、第三者委員会は認識不足と対応の不適切さを指摘した。
「福祉ウォッチャーT」筆者の意見
意見の要旨
- 今回の京都教育大学附属京都小中学校の対応は、いじめを受けている男子児童を守るものとは到底言えない。
- いじめは「重大な人権侵害」である。学校は被害者の側に立ち、被害者の安全・尊厳・権利を護ることを優先すべきである。
学校側はいじめを受けている男子児童を守る気がなかったのでは?
私はこの京都教育大学附属京都小中学校の対応について、いじめられている男子児童の心をより傷つけるものだったと捉えている。
特に、男子児童の担任の対応は厳しく批判されるべきである。担任は、男子児童がいじめ対応に関する不信感を書いたアンケートに対して、「GOOD」のスタンプを押して返却したとのことである。
これは男子児童を追い詰め、学校側がいじめ加害者の側に立って対応しているように映ったのではないか。児童の父親の「いじめの隠ぺい」という言葉に、私はすごく納得できる。
どういじめに対応すべきか―いじめ被害者を守るのは当然
学校は、もしいじめが発生した場合、何よりも被害者に寄り添い、安心して学び続けられることを優先して対応すべきである。「事なかれ主義」や「加害者への配慮」ではなく、断固として「被害者を守る」という姿勢を示さなければならない。
例えば、最低限以下のような対応が必要だろう。
- 被害者の安全確保:被害者と加害者を離し、被害者の安心につなげる
- 加害者への指導:いじめの重大性を理解させ、再発防止のための具体的行動を求める
- 外部機関との連携:暴行や脅迫など犯罪にあたる行為は、警察や児童相談所と連携して対応する
最後に―いじめ被害者の権利・尊厳の擁護を
いじめ被害者は、ただでさえつらい思いをしている。そうであるにも関わらず、学校側が「いじめの隠ぺい」「加害者側に立つ」ような理不尽な対応を取ることはありえない。
学校がいじめを放置すれば、被害者の人生を大きく狂わせてしまう深刻な人権侵害である。学校はいじめ被害者の権利・尊厳を護る責務から逃れてはならない。
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