まとめ:今後ピアサポートを発展させるために
この記事では、「ピアサポートフォーラム滋賀2025」のレポートとして、当日の発表内容やグループワークで共有された意見を振り返ってきた。
- 障害福祉サービス報酬における「ピアサポート加算」をより活用しやすくしてほしい。
- ピアサポーターの紹介や支援、ピアサポートの情報提供の仕組みを作る必要がある。
- 福祉・医療関係の事業所で、ピアサポーターがうまく活躍できれば、ピアサポーター自身だけでなく周りの職員にもプラスの効果がある。
- 地域活動支援センターとピアサポートグループの協働が今後より求められるが、両者それぞれに課題がある。
- ピアサポーターと対象者の会話だけでなく、対象者と一緒に活動を行うことも、ピアサポートになる。
- 滋賀県としても、一定のピアサポート関連の事業に取り組んでいる。
- ピアサポート活動を広げるためには、ピアサポーター・支援職・行政を含めたあらゆるところが協力して、多面的に取り組まなければならない。
今後ピアサポートを発展させるために
フォーラムへの参加を通じて感じたことを踏まえ、今後ピアサポートをより発展させるために必要だと考える点を、以下の3つに整理した。
- ピアサポーターと専門職者(精神保健福祉士など)との協働
- 特に専門職者側がピアサポートの力をより信じてほしい。
- 「ピアサポーターにしかできない支援」「ピアサポーターだからこそできる支援」がある。
- 日頃からピアサポーターと協働する専門職者「以外」の方々にも協働を広げる。
- ピアサポートの裾野を広げる
- 対象者とのコミュニケーションはもちろん、それ以外の対象者と一緒に取り組む活動にも、ピアサポートの視点を取り入れる。
- 専門職者中心の福祉医療施設における日々の支援プログラムにも、ピアサポーターは参画できる。
- ピアサポート活動を支える仕組みの構築
- 「ピアサポート加算」を、より多くの福祉事業所で使える形に改正すべき。
- もっとピアサポーターを有償で雇用する流れにしたい。
- ピアサポーターになった後の教育や自己研鑽の仕組みを整える。
上記に関連して、「ピア精神保健福祉士」といった「ピアサポーターと専門職双方の立場を経験・理解している方」の活躍が望まれる。というのも、ピアサポーターと専門職者とのつなぎ役を十分に担えるからである。
特に1.に関しては、つなぎ役の「ピア精神保健福祉士」などが、ピアサポーター・専門職者間の調整や、ピアサポーターの思いの代弁など、多様な役割を果たすだろう。
要するに、社会全員がピアサポートに興味関心を持ち、心から応援してもらえるように、今一度関係者が取り組むべきだと考えている。
ピアサポートの発展は、特定の誰かだけが担うものではなく、それぞれの立場で関わり方を考えていくことから始まるのではないだろうか。
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