私が実際に退職を決めて感じたこと
今回の退職は確かにマイナス
今回私は半年ちょっとでパートの勤め先の就労移行支援事業所を退職した。これは短期離職と表現されても否定しようがない。
私がもし今後どこか別の職場に勤めるために就職活動をする場合、この短期離職が不利に働く可能性が高い。
今後受けることになる採用面接の際、退職理由について高い確率で尋ねられるだろう。その回答によってはかなり大きな失点になりそうである。
面接官から上記のように思われる可能性は十分にある。
退職を決めてプラスだったこともある
しかし今回の退職については、マイナスなことばかりではないと私は考えている。むしろプラスのこともあった。以下プラスだと思われることについて、具体的に述べる。
①自分の心身を守れた
プラスの1つ目は、自分自身の心や身体を守れたことである。
仮にこのまま心身の不調を我慢しながらパートの勤め先で働き続けていたとしたら、自分自身では正常な判断ができない状態に追い込まれていたかもしれない。私が高校3年生の時期に経験した「心が壊れた」体験に近いものがあった。
仕事を辞めることは、私にとってもすごく思い切った決断である。パートの勤め先から離れて療養している現在(2025年6月)も、体調は決して良い方ではない。乱れてしまった生活リズム・睡眠リズムを整えることに苦労している。それとやや強めの倦怠感に襲われることがある。
結果として、一定期間の療養が必要になった。主治医からいただいた診断書によると、
「2か月の加療が必要」
とのことだった。
とはいえ無理せずこれ以上体調を悪くしない判断を自ら取れたことはすごく良かった。心身の調子について、自分のことを自分でそれなりに合理的に判断できる範囲で踏みとどまれたと思っている。
②自分の今後について考える時間ができた
2つ目のプラスは、自分の今後について十分に考える時間ができたことである。
私は退職を決めて以降しばらく心身を休めることになった。まずは主治医の指導を受けながら、調子を整えるつもりである。その後ある程度体調が整ってきたら、今後どうするかについて考える時間を取ろうと思う。
私がお世話になっている福祉施設の相談員の方など、相談できる人に相談しながら、今後どのように生活していくか考えるつもりをしている。
パートで勤めている間は、私自身の今後について、十分に考える時間や気持ちの余裕がなかった。しかしパートの勤め先を離れたことにより、時間がたっぷり生まれることになる。退職で生まれた時間を有効に利用したい。
③自分の向き・不向きが明確に分かった
私が勤めていた就労移行支援事業所は、希望する利用者にできるだけ多くの実習機会を提供するなど、他の就労移行支援事業所よりも強力な就職支援を行っていた。
しかし私にはこのやり方・方針についていくことが困難だった。実際当時はかなり無理をしながら働き、ケアレスミスを連発していたことを今でも覚えている。
逆に言えば、以前勤めていた多機能型事業所の就労継続支援B型事業部門の方が明らかに自分に合っていたと感じる。
仮に今後福祉の現場で働く場合は、
のような事業所の方が自分の力を発揮できそうだと思う。
例えば地域活動支援センターや就労継続支援B型事業所だろうか。
コメント