はじめに
当記事の要旨
- 「ピア精神保健福祉士」は、ただ単に「精神保健福祉士」(MHSW・PSW)と「ピアサポーター」を足したものではないと私は考える。
- 「精神保健福祉士」と「ピアサポーター」は、支援の基盤となるものが違う。両者の関わり方を混同すると利用者支援が上手くいかない可能性が高い。
- 「ピア精神保健福祉士」は、「専門職としての関わり方」・「ピアサポーターとしての関わり方」両方を理解・区別し、うまく使い分けることが求められると思う。
当記事について
私は「ピア精神保健福祉士」という言葉を聴くことがある。
ここでいうピアは「ピアサポーター」のことであり、精神保健医療福祉の領域では、主に精神障害・精神疾患の当事者でありながら、同じ経験・同じ立場の当事者の支援に取り組む人のことをいう。
一方「精神保健福祉士」(MHSW・PSW)は、福祉の専門知識を活かし、精神障害・精神疾患を持つ人・各種メンタルヘルスの課題を抱える人々への支援に取り組む。
この「ピアサポーター」と「精神保健福祉士」を足すと「ピア精神保健福祉士」になるのだが、実際のところ私はそう単純ではないと考えている。
それと私は一応「ピア社会福祉専門職」と名乗って活動している。実際X(旧Twitter)のハンドルネームにも「ピア社会福祉専門職」と記載している。
私はもともとピアサポーターとして活動し、後に精神保健福祉士(と社会福祉士)の国家資格を取得した。そうなると今後私自身も周りの人々から「ピア精神保健福祉士」と言われる可能性がある。
そこで私自身は「ピア精神保健福祉士」についてどう捉えているかを説明したいと思う。「ピアサポーター」「精神保健福祉士」それぞれの定義を踏まえて、「ピア精神保健福祉士」の定義について私見を述べる。
なお私は今後「ピア精神保健福祉士」に関する記事を複数上げる予定である。また当ブログでは過去に精神保健福祉士やピアサポートに関する記事をいくつか投稿した。あわせてご覧いただけると幸いである。
当記事の構成
「精神保健福祉士」と「ピアサポーター」それぞれの定義
「精神保健福祉士」と「ピアサポーター」それぞれの定義を、複数の参考文献を引用しながら述べる。
私の思う「ピア精神保健福祉士」の定義
先に述べた「精神保健福祉士」「ピアサポーター」それぞれの定義を踏まえ、「ピア精神保健福祉士」の定義について考えを述べる。
当記事のまとめ
当記事を簡単にまとめる。それと私自身が「ピア精神保健福祉士」と名乗れるのかどうかについても軽く触れている。
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