2024年8月7日更新
- より読みやすくなるように各種修正・追記をしました。
- 参考文献の表示を各ページ下部へ
- 見出しの追加
- 本文の一部を追記・修正
- 一部表現の変更(「障がい」→「障害」)
- その他修正
- 広告の追加・一部貼り替え
- タグの追加
初めに
記事の要点
- 福祉や社会保障に関わる制度・サービスの利用者を非難することは、社会全体にとっての「損失」になり得る。
- 今の日本の福祉や社会保障の制度・サービスに課題が多いことは確かだが、「利用者叩き」「利用者冷遇」しても決して改善しない。
- 福祉や社会保障の各種制度・サービスを本気で改善したいなら、自分事として建設的に議論する方がよほど理に適うのではないか。
記事を読み始める前に
2024年6月頃に、私がよく利用しているX(旧Twitter)で、「生活保護」や「障害年金」の各ワードがトレンド入りした。
私は気になったので調べてみたところ、実際に生活保護や障害年金を受給している人に対するポストが多数見受けられた。その中には「批判」ではなく「非難」とも取れる内容のものや、「バッシング」「叩き」とも言えそうなものもあった。
生活保護や障害年金の受給者を含めて、福祉や社会保障に関わる各種制度・サービスの利用者に対して公然と非難する人や、そうでなくても「冷たい目線」を送る人が存在すると感じるのは私だけだろうか。
私自身も「制度・サービスの利用者」側の人間だが、実際に制度・サービスの利用を非難された経験がある。この状況をすごく息苦しく感じている。
このような「利用者叩き」「利用者冷遇」が起こる社会の現状に対して、私は「記事の要点」に挙げたことを率直に感じた。当記事では、感じたことを具体的に述べていこうと思う。
記事の構成
次の2ページ目では、2024年6月頃に、実際にXで話題になった実例を2つ紹介する。3ページ目では、2ページ目で挙げた実例に対して、参考文献を交えながら私が率直に考えることを書く。最後の4ページ目で記事をまとめる。
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