スポンサーリンク

【障害者】「ピアサポート」とは-私の経験を踏まえて【難病】

記事内に広告が含まれています。

今も継続している活動

障害当事者会への参加

私は精神疾患と発達障害の各当事者会にそれぞれ可能な範囲で現在も参加している。

立場的にはあくまでも「参加者の一人」だが、ピアサポートを経験したことと福祉の資格を持っていることもあり、私としては「ボランティア」に近い感覚で参加している。もちろん主催者が別にいるものの、主催者が困っている時に私がさりげなく「助け船」を出すこともある。

当事者会では、他の参加者の話を傾聴することをメインにしつつ、タイミングがあれば気づいたことを少し喋っている。自分に発言の番が回ってきた時は、簡単に近況報告をしたり今後やりたいことを伝えたりしている。

純粋なピアサポートとは言えないかもしれないが、ピアサポートで得た経験はそれなりに活きていると考えている。

実際にピアサポートをやって良かったこと

自分自身が孤独・孤立せずに済んでいる

やはり同じような生きづらさ・悩みを持つ人と交流できることは大きい。また助け合いができることから、失われた自己肯定感がある程度蘇る効果もあったと思う。「私自身も他の人のより良い人生に貢献できる」と思えると、「自分自身も役に立てる」という気持ちになるのである。

ピアサポートがきっかけでやりたいことが見つかったこと

私はピアサポートをきっかけに福祉の勉強をして、実際に社会福祉士と精神保健福祉士の両国家資格を取得した。ピアサポート活動で精神保健福祉士の資格を持つ職員と一緒に活動するうちに、「私自身も福祉の勉強をして、福祉の資格を取ろう」と思い立ったのである。

ただしそれにより「純粋なピアサポート」ができなくなったと感じている。福祉の資格を活かして活動しようと思うと、当事者と「同じ立場」とは言い切れなくなるからである。

それでも私はピアサポーターと福祉専門職両方の立場を理解できるようになった。ピアサポート活動を「一歩引いた形で」捉えられるようになった。したがって私は福祉の資格を取得して良かったと思っている。

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました