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精神障害者保健福祉手帳を持つと使える各種制度・サービスと実際に持ってみて

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実際に手帳を持って良かったこと

私個人は精神障害者保健福祉手帳の2級を持っているが、この手帳を所持して良かったことがいくつかある。以下それを書き出している。

医療費の負担がある程度軽減されること

私の住む自治体では、2級の手帳があれば自立支援医療(精神通院医療)利用時の自己負担分(原則1割)が自治体の医療費助成により無料になる。この制度のおかげである程度医療費が安くなっている。

そもそも精神疾患・精神障害は長期間定期的に通院することも珍しくない。自立支援医療(精神通院医療)を利用すれば通院医療費をある程度軽減できるが、カバーしきれない残りの分をこの医療費助成が補っている。

所得税など税金が非課税になること

障害者控除(27万円)があることにより、所得税が非課税になった。それと都道府県・市町村の住民税も非課税になった。

公営駐車場の駐車料金が減免されること

私が利用する公営駐車場の駐車料金は、精神障害者保健福祉手帳の提示により2時間分の料金が無料になる。私は相談機関を利用する時に、近くにある公営駐車場を利用するので、すごく助かっている。

「障がい者雇用」を利用していた経験がある

私は障害のことを開示して、一定の配慮を受けながら働いた経験がある。私が初めて勤めた職場は、地域の障害者就業・生活支援センターとハローワークの紹介だった。当然「障害者専用求人」だった。

その後に勤めた福祉の現場の事業所は、もともと「一般求人」として募集されていたが、「障害者雇用」に切り替えて採用してもらったという経緯がある。

民間施設の入場料の減免を受けられたこと

障害者割引制度のある施設で、通常より安い料金で施設に入場できた。中には精神障害者保健福祉手帳の提示で無料で入場できる施設もあった。素直にありがたい。

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