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社会福祉士・精神保健福祉士国家試験の概要と当ブログ筆者の思い出

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同時受験は正直大変

社会福祉士・精神保健福祉士・同時受験者の受験科目のイメージ
筆者自身が作成

当時の私のように社会福祉士・精神保健福祉士両方の国家試験受験資格がある人は、2つの国家試験を同時に受験できる。この場合は社会福祉士・精神保健福祉士の各専門科目共通科目の3科目を受験することになる。

ちなみにすでに社会福祉士国家資格を持っている人が精神保健福祉士国家試験を受験する場合、共通科目の試験が免除される。精神保健福祉士専門科目だけを受験すれば良い。

ただし同時受験の場合は選択できる試験会場に制約がある。社会福祉士国家試験しか実施しない会場もあるため、同時受験する人は最寄りの試験会場では受験できないことがある。私がまさにそのパターンだった。わざわざ大阪まで移動して受験することになった。

それと同時受験の場合は2日連続で受験する。私が受験した時は、1日目が午後のみで精神保健福祉士専門科目の1科目、2日目が午前・午後に分けて共通科目社会福祉士専門科目の2科目があった。同時受験だと体力・気力も考慮する必要がある。ちなみに社会福祉士国家試験のみを受験する人は、2日目だけ会場に行けば良かった。

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実際の国家試験の問題

実際の国家試験では、1科目につき1冊の問題冊子と1枚のマークシートが配られる。試験はマークシート式で、5つの選択肢の中から1つを選ぶ問題が多い。

問題は主に短文を読んで正答を選ぶ形式である。それと事例が書かれた文章を読んだ上で、複数の問題に答える形式がある。ただし問題によっては正解が1つだけではない。

私が受験した回は、5つの選択肢のうち正答を1つ選ぶ問題だけでなく、2つ選ばなければならない問題があった。問題文をよく読んで十分理解しないと、正答を2つ選ぶ問題で1つしか選ばず誤答になるリスクがあった。

問題数は社会福祉士国家試験150問(共通科目+社会福祉士専門科目)、精神保健福祉士国家試験163問(共通科目+精神保健福祉士専門科目)あり、1問1点となる。原則として総得点の6割程度の点数が合格基準になる。ただし問題の難易度に応じてこの基準が上下する。

具体的に言えば、問題が難しいと基準が少し下がり、6割を少し切る程度の点数でも合格できることがある。逆に問題が易しいと基準が上がり、6割を少し上回る程度の点数では合格できないことがある。

それと社会福祉士専門科目(7科目)・精神保健福祉士専門科目(5科目)・共通科目(11科目)の中に、それぞれ複数の科目がある。そのうちのどれか1科目でも得点が取れない科目があると、他の科目がたとえすべて満点でも試験は不合格になる。4したがって苦手科目もせめて1点は取らなければいけない。

参考文献

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