JMBアプリを活用した「お客さま情報」登録の流れ
JALの「お客さま情報」について
JAL国内線の一部割引運賃・ディスカウントを利用するためには、「お客さま情報」の登録が必須である。また事前に登録すれば、搭乗当日の割引利用資格の証明(証明書原本の確認)を省略できるものがある。
JMB(JALマイレージバンク)の「お客さま情報」に登録できるものは、以下の6つである。
- 事前登録すれば搭乗手続き時等の証明書原本の確認が不要に
- 登録必要
- 登録必要(JALカード会員は登録不要)
「お客さま情報」の登録方法(2026年6月30日~)
JMBへの「お客さま情報」の登録方法は、以下の3通りである。
- JMBアプリ(マイナンバーカードまたは運転免許証が必要)
- 郵送
- 空港などのカウンター
JMBアプリを利用した「障がい者割引」の登録申請
準備するもの
- マイナンバーカードまたは運転免許証
- マイナンバーカードはプラスチックカードのみ対応(2026年6月30日時点)
- JMBアプリをインストールしたスマートフォン
- JMBアプリはiOS・AndroidともにV5.22.0以降のもの
- 以下の各種手帳
- 身体障害者手帳
- 療育手帳
- 精神障害者保健福祉手帳
- 戦傷病者手帳
今回私はマイナンバーカード(プラスチックカード)と精神障害者保健福祉手帳を準備した。利用したスマートフォンはiPhoneで、事前にJMBアプリをアップデートした。
実際の登録申請の流れ
「障がい者割引」の「お客さま情報」登録申請の方法は、JAL公式ページに分かりやすくまとめられている。ここでは簡単な流れを記載する。
この流れは、2026年6月30日時点のものである。
- お客さま情報を登録する運賃を選択
- 「障がい者割引」をタップ
- お客さま情報の登録情報を確認
- 初めて登録する場合は「申請」のボタンをタップ
- ワンタイムパスワード認証
- JMBに登録済みの電話番号またはメールアドレスに送られるワンタイムパスワードを入力
- メールアドレスの確認
- 登録申請の結果を受け取るメールアドレスが正しいことを確認して「次へ」をタップ
- この画面で受信用のメールアドレスを変更できる
- 登録申請の結果を受け取るメールアドレスが正しいことを確認して「次へ」をタップ
- 本人確認
- ここではマイナンバーカードまたは運転免許証を用いた本人確認が行われる
- マイナンバーカードを利用する場合、「署名用電子証明書暗証番号」(4桁の数字ではなく、6桁~16桁の半角数字・英大文字の組み合わせ)を打ち込んでから、スマートフォンでマイナンバーカードを読み取る
- 2026年6月30日時点では、「iPhoneのWalletに登録されたマイナンバーカード」には非対応
- 書類の撮影
- 登録書類(各種手帳)を選択後、手帳を撮影する
- 指定項目を確認できるように、鮮明な画像を撮影する
- もし失敗しても撮り直し可能
- 申請完了
- 申請結果が来るまで10日程度待つ
- 申請が通れば、2.の場面で「登録済み」と表示される
実際に登録申請して気になったこと
私が実際に「障がい者割引」を登録申請して気になったことは、次の3つである。
- iPhoneのマイナンバーカードに対応していないこと
- 各種手帳が「本人確認書類」という扱いになっていないこと
- マイナポータルとの連携ができるかどうか
以下、これらについて具体的に述べる。
1. iPhoneのマイナンバーカードに対応していないこと
上記5.の本人確認でマイナンバーカードを使う場合、対応しているのはプラスチックカードだけである。前述の通り、2026年6月30日時点では、iPhoneのWalletに登録されたマイナンバーカードには対応していない。
もしiPhoneのマイナンバーカードに対応すれば、わざわざ暗証番号を打ち込まなくても、Face IDやTouch IDの認証で本人確認ができそうだが、どうだろうか。
おそらくAndroidスマートフォン用電子証明書にも対応していないと思われる。
2. 各種手帳が「本人確認書類」という扱いになっていないこと
各種障害者手帳や戦傷病者手帳は行政が発行し、多くの場合はそれ自体が「本人確認書類」として有効である。
ところがJMBアプリによる手続きの場合、「郵送」や「空港などのカウンター」での手続きとは違い、本人確認は「運転免許証」または「マイナンバーカード」を使う形になる。
両者どちらも持たない方は本人確認ができないため、JMBアプリによる申請はできない。
3. マイナポータルとの連携ができるかどうか
今後「マイナポータル」と連携した登録申請方法も追加できれば理想である。
登録申請者のマイナポータルに登録された各種手帳の情報を参照すれば、申請者側にとって、手帳の写真撮影が不要になるだけでなく、申請結果が来るまでの待ち時間が短縮されるはずである。
JMB事務局側にとっても、手帳の画像データを確認する人員を削減しつつ、より正確な割引資格確認や効率的なサービス提供につながらないだろうか。
なおマイナポータルと連携した割引資格確認は、JR東日本の「えきねっと」や、JR西日本の「e5489」ですでに行われている。JALも同様の仕組みでできるのではないか。
「えきねっと」や「e5489」の割引資格確認は、身体障害者手帳・療育手帳に対応。精神障害者保健福祉手帳も今後対応される見込みがある。(2026年7月11日時点)


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