大阪関西万博に行った感想
入場時の会場周辺:大変混雑していた
私が来場予約した日時は、2025年8月1日(金)の朝10:00である。当日私は時間に余裕をもって、9:30ごろに会場最寄り駅である夢洲駅(大阪メトロ中央線)に到着した。

夢洲駅の改札を通り、万博会場の東ゲート方面に進む人の多さに私はただただ驚いた。
「平日にも関わらず人がものすごく多い」
と感じた。
もちろん土日祝日だとさらに来場者が増えるのだろう。
10:00前になり、私も東ゲート方面に進んだ。入場口では手荷物検査が行われる。空港の保安検査に近い形である。
一般の入場口はとにかく長蛇の列だった。
「入場前から長時間待つのはかなりしんどい」
と感じた私は、優先入場を利用させてもらった。それでも少し待つことになった。
なお一般の入場口では、各レーンに設置してあるX線手荷物検査装置を活用していた。多くの人を少しでも早くさばくために必要だろう。
一方優先入場口にはX線手荷物検査装置はなく、係員が直接リュックの中を確認し、手持ちタイプの金属探知機を使い検査されていた。
英国館:かなり見応えがあった
入場後私はしばらく歩いた。そこで
「どこか1か所ぐらいはパビリオンを見よう」
と思い立ち寄ったのが、英国館(イギリス・United Kingdom)だった。私は他の一般の来場者とともに45分程度並び、ようやくパビリオン内に入った。

内部では、英国の歴史や文化などを紹介する映像を見ながら館内をまわった。
「英国も日本と同じ島国だけど、日本とは違う意味ですごい」
と思った。
昔も今も英国は世界をリードする先進国の1つである。かつて英国は世界各地に領土を持っていた。第2次世界大戦を経て、多くの地域が英国から国として独立した。それでも英国は現在も世界に対して一定の影響力がある。
パビリオンを見学した後、お土産ゾーンで個人的なお土産を購入して英国館を後にした。

ウクライナの展示:戦争が続いているという現実を意識させられた

ウクライナの展示は、コモンズ-C館の一角にある。
ウクライナの展示は、貸し出し用のバーコードリーダー付きのスマートフォンを使い、展示物に付けられたバーコードを読み取れば、スマートフォンの画面に映像が流れるという仕組みである。
ウクライナはロシアと今も戦争していることもあり、やはり映像は戦争に関連するものが多かった。私はウクライナ政府が戦時中でもどのように国民の生命や暮らしを守ろうとしているのか、ということを映像を通じて考えさせられた。
また実際の銃弾が直撃したスピーカーがケースの中に展示されていた。私はそれを見て、ウクライナの置かれた過酷な現実を少しではあるが見えたような気がした。

日本にとってロシアは隣国である。隣国が戦争の当事者である。日本国民はウクライナ・ロシアの戦争にもっと興味関心を持つべきだろう。
それと私は過去に「平和と福祉」の関係について学んだことがある。福祉社会は平和であることが前提である。平和の対極にある戦争の中では、福祉社会は到底実現しようがない。
混沌とした戦争の中で暮らす人々は、暮らしどころか命自体が脅かされている。特にロシアはウクライナの民間人・民間施設にも攻撃を加えている。現に子どもが犠牲になるという報道が何度もなされている。私はこのことを今一度思い出した。
ロシアはあくまでも「特別軍事作戦」と主張している。だが実際はロシアがウクライナに侵略戦争を仕掛けているという見方である。
飲食:どこも大変混雑
私は英国館を出た12:00ごろから、どこかで昼食にしようと思ったのだが、どのお店も大混雑だった。いくつか飲食店を見て回ったものの、イートイン・テイクアウトともにどのお店も並んでいた。昼食の時間であるから当然である。結局一旦ウクライナの展示を見ながら時間をつぶした。
ウクライナの展示を見た後、再度昼食を済ませるべく、しばらく会場内を歩きながらお店を探した。

結局カナダ館で販売されていた「プティーン」(フライドポテトにチーズを乗せたカナダ料理)をテイクアウトで注文し、大屋根リング下の休憩スペースで食べた。美味しくいただいたが、食べ始めるころには時間が13:30を回っていた。


その後しばらく足を休めようと思い、東ゲート付近にたまたまあった「ローソンカフェ」を利用した。混雑していたものの、比較的すぐ利用できたことはありがたかった。
全般的に価格はいわゆる「万博価格」である。一般的な飲食店よりは高めの値付けだと感じた。


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