スポンサーリンク

【障害当事者視点】私が思う福祉職員・心理職員など支援者との上手い関わり方

記事内に広告が含まれています。

終わりに~障害当事者の読者に向けて~

支援者との関係性を考えること

支援者があなたと上手に関われているかどうか考えることと同じように、あなたももし気持ちの余裕があれば、支援者と上手く関われているかどうかを考えて欲しい。

もし支援者から満足のいく支援を受けられていて、支援者との関係が良好だと思えるなら、あなたは支援者を上手く使いこなせていそうである。引き続き支援者とときどきコミュニケーションを取りながら、必要な支援を受ければ良いと私は考える。

逆に支援者との関係が微妙だと思っているなら、支援者とのこれまでの具体的なエピソードを振り返って欲しい。あなたが支援者との関係改善を考えるのであれば、私の方法を「一つの意見・やり方」として参考にして欲しい。

例えば以下のような言い方で自分の考え・要望を伝えることもできる。

  • 「過去に~されて正直辛い思いをした。なので今後は~して欲しい」
  • 「さっき~という発言をされたけど、その発言の理由を知りたい」

もちろん下記のような場合に当てはまる場合、関係改善がどうしても難しいこともある。その際は支援者の変更も検討すれば良いのではないか。

  • 支援者の「支援の素質」があまりにない場合
    • 支援者があまりに不勉強で(一般論として)不適切な支援をする時
  • あなた自身にとって「絶対に受け入れられない」言動を支援者が繰り返す場合
    • あなたのこころの傷を何度もえぐってくる時
  • 「支援の考え方」が支援者とあまりに違い過ぎる場合
    • 話し合いをしてもズレが埋まりそうにない時

建設的にやり取りする・感謝を伝える

私は支援者から受ける支援に対して、自分の思いを遠慮せずに伝えることが、支援者と上手に関わる重要なポイントだと考える。あなたは「支援を受けている」からこそ、その支援について思うことを支援者に話す「権利」がある。率直に話すことで、両者にとってより良い支援につながるかもしれない。

もちろんあなたは支援についての不満を建設的な形で支援者に伝えても良い。そこから改善・解決に向けて支援者と話し合えば良い。

一方あなたがもし大いに満足できる支援を受けた時は、支援者に感謝を伝えて欲しい。

  • 「すごく助かりました」
  • 「ありがとう」

などと言葉にするだけでも、支援者はモチベーションが上がり、あなたと支援者はより良好な関係になるのではないか。

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました