スポンサーリンク

精神科病院で入院患者が亡くなった件【ニュース紹介1】

記事内に広告が含まれています。

 「ニュース紹介」は最近報道された福祉に関わるニュースのうち、私が気になったものを紹介するとともに私見を述べる。今後もときどきニュース紹介をしていこうと考えている。今回は精神科病院における身体拘束によって女性が命を落としたというニュースを紹介する。


楽天ブックスで「統合失調症」に関する本を探す


このニュースの要約

 神戸市内の精神科病院に入院した統合失調症の女性が肺塞栓症でお亡くなりになった。その女性は統合失調症の病状悪化のため2021年3月30日に入院した。その日の夜に「興奮・多動の状態」のため隔離された。

 その後4月2日より「多動または不穏が顕著な状態」になり、病院医師の判断により女性は身体拘束をされた。8日になり容体が急変したため別の病院に搬送されたがお亡くなりになった。原因は肺塞栓症だった。カルテによると両手足と胴体の5点による身体拘束が7日間続いたとのことだった。

 その後遺族に公開された病院内のカメラ映像によると、女性がしっかりとした足取りで歩く様子が映っていたものの、興奮状態ではなかった。遺族側はこの身体拘束が精神保健福祉法に基づく厚生労働大臣基準に沿ったものではなく、違法なものだったとして病院側に損害賠償を求めて提訴した。


楽天ブックスで「精神医療」に関する本を探す

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました